資金管理について(重要)

過去の記事でも「資金管理」の重要性はお話ししている通りですが、
システムトレードの成功において最も重要な要素としてこの「資金管理」があげられます。
(シストレに限ったことではないですが)
そこで、この「資金管理」の重要性をお話しさせて頂きます。
ここで使っているシステムの2015年4月19日から昨日までの1年間の投資結果は
5日、利益5%で投資した場合、以下のようになります。
トータル投資件数 917件
勝ち 742件
負け 175件
勝率 80.9%
PF 3.7
これを見て頂ければ、システムの優位性はクリアしているように見えます。


ここで、第一の問題点。
過剰最適化、いわゆるオーバーフィッティングになっていないか、です。
投資初心者の方、あるいは中級者の方でもこのカーブフィッティングは曲者です。
ご存じない方に簡単に説明すると、
過去の株価データを使って、都合よくシステムを作るわけです。
この時、もちろん過去の動きを知っているわけですから、極端に言えば勝率100%のシステムを作ることも簡単です。
今回は主題とは外れますので、ここまでにしますが、
世に出回っているFXなどの商材の大部分がこのカーブフィッティングであることを考えると、
特に初心者の方はこのカーブフィッティングは必ず知っておいてください。
私のシステムは今回の検証期間の前に作っているものなので、この一年の相場にはフィッティングは行ってません。
ですのでこの過剰最適化問題はクリアしていて、少なくともこの1年は相場に対して優位性を持っていました。
それを前提条件において、資金管理について考えてみます。
上記の成績(勝率80.9%、pf3.7)は資金を無限に持っている場合になります。
では、実際に投資をして同じ結果になるでしょうか。
結論から言えば、同じようになりません。
少し極端な例にして、具体例を下に書きます。
例1)手持ちの資金1億円1銘柄100万円以内で投資した場合。
100,000,000円→122,513,000円(利益22.5%)
勝率79.9%、pf3.43、ドローダウン902,000円
例2)手持ち資金1000万円1銘柄100万円以内で投資した場合。
10,000,000円→11,471,000円(利益14.7%)
勝率63.3%、pf1.21、ドローダウン1,633,900円
例3)手持ち資金1000万円1銘柄20万円以内で投資した場合。
10,000,000円→12,706,000円(利益27.0%)
勝率78.6%、pf3.28、ドローダウン1,251,400円
3つの例を見て頂いてどうでしょうか?
多くを述べなくてもなんとなく理解できると思います。
例2は手持ち資金に対して10%投資した場合ですが、極端に投資効率が落ちています。
それだけでなく、ドローダウン、つまり資金が最も多い状態からの下げ幅も最も高くなっています。
単純な話、持ち金に対して投資資金を減らせば減らすほど、理論値に近づいていくのですが、
逆に少なすぎると買える銘柄の最低金額に足らずに投資できなくなってしまい、理論値との誤差がでる、
といった具合です。
この、資金管理のアプローチはオプティマルfに代表されるように、
主にアメリカにおいて現在でもまだ研究されています。
もちろんシステムに合った資金管理が必要ですし、実はこの資金管理も
過去の相場にカーブフィッティングさせることが出来てしまいます。
今回の2015年4月からの過去一年においては、上記の結果になりましたが、
ほかの期間で検証すると、また違う結果になってしまいます。
ある程度の期間を検証することによって誤差を減らしていきます。
以上、資金管理についてなるべく簡単にお話ししたつもりでしたが、
資金管理について日本ではなかなか語られることが無いので、さわりだけ紹介させて頂きました。
また、機会があればオプティマルfなどの話もしていきたいと思います。
読みづらい文章でしたが、最後までお付き合い有難うございました。

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